反キャッチアンドリリース について

2020年(中にまとまるか?)版 を掲載する前に少しだけ。

ちょっと前に 「キャッチアンドリリースをしないなどけしからん!」 的なお叱り(ご意見)を頂きました。
先に申し上げておきますが 「リリースがいけない」 などと言っているわけではありません。 「リリースすべき場合」はあると思います。
「リリースを前提として釣りをするのは如何なものか?」 と疑問を持っているだけです。

何度かのやりとりがありましたが、上のご意見を下さった方の結論は 「釣った魚を殺すより元に帰した方がいいじゃないか!」 という点に尽きるようでした。
「釣った魚をただ殺すだけならば帰した方が良い」 というのは同意見です。私達は釣った魚を食べますけど・・・・・ まぁ「食べる」についてはまた別の機会にします。

・ リリースした魚は元通りの状態になるのだろうか?

この点、検索サイトで 「キャッチアンドリリース 生存率」 などと言う言葉で検索してみるといろいろ出てくると思います。

「本当のところがこれだ」 などという知識は持っていませんが、リリース後の死亡率についての見解は 「数%~50%以上」 まで様々のようです。これは 釣り方の違い や 針掛かりした場所の違い 取り込み方の違い 釣り針が魚の体内に残ってしまった場合 などのケース・組み合わせの違いも影響しているみたいでした。
いずれにせよ、どなたの見解でも 「リリースした魚のうちのいくらかは死んでしまう」 というのが結論のように思われます。

つまり そもそも釣りは魚を死に至らしめる行為 だと考えておくべきなのでしょう。 ここで、例えば「食べる」などの目的もなく魚を釣るのは 「単に魚を死に至らしめる(可能性ある)行為」 をしているだけになってしまいそうです。
ともあれ、「釣りによって死んでしまう魚がいる」という点に鑑みて 「リリースを前提した釣り」 というのはすでに難しそうに感じます。

・ 釣った魚をリリースした方がいい のは本当か?

この点、釣り人はなぜ魚をリリースする(帰す)のでしょうか? つき詰めると 将来も(また今度も)魚が釣れるように という点に帰着するように思います。 昔も、こういうことが言われていました。

魚の一生 これも検索して頂くと沢山出てくると思いますが、ルアーの対象魚では概ね 5・6年~15年くらいまで ということみたいです。もちろん、私達には これが正解 と言える知識はありません。
とりあえず、上の生存期間を前提とすると、2・3年くらいの魚から釣れ始めるとして、釣りの対象となる期間は 短い魚で3年間くらいから長い魚で12年間くらい という計算になります。
リリースは その間、釣り続けるため の行為ということなのではないでしょうか? では、果たして、釣り人はその間にどれくらいの回数、魚を針で引っ掛けるのでしょうか? 何かイジメみたいな感じさえしてきます。

釣りあげた時点 で見れば、リリースするのは良いことのように感じられるかも知れません。しかし、その後も魚に命がある限り 釣る(傷つける)ことを継続するため に行うのがリリースなのではないでしょうか?

その昔、ご意見を下さった方が 「魚だから釣りたいんだ。他の動物(生き物)を釣りたいとは思わない。」 と仰っていたのを思い出しました。まぁ、少しばかり意地悪な質問の時ではあったのですが・・・・・ 愛護動物 魚類 みたいな話も出てました・・・・・

では 好きな魚を繰り返し傷つける ことを釣り人は、何故、好むの(平気なの)でしょうか? 他の生き物を釣ろうと思わないのは何故でしょうか? 何故、魚であれば釣って(傷つけて)良いと感じるのでしょうか?

こういったことも気にかけてみて頂けるといいなぁと思っています。

外国でも キャッチアンドリリース を言われる方はもちろんいらっしゃいます。ですが、比較すると、日本のそれはいささか極端な感じが致します。
また、キャッチアンドリリースが素晴らしいとおっしゃる方には、魚を 釣りのための資源 ととらえていらっしゃる方々が見られます。 魚は生き物 という点は気にされないのでしょうか?

ずっと昔、釣り業界側の方が 「自分も リリースしましょう と旗振ってはいるけど、本当はリリースよりも 魚が生きる・繁殖できる環境を壊さない それがない所なら用意してあげる ことの方が大切なような気がしている。 繁殖できないのなら、リリースしても、その魚はいつか死んでしまうだけになるのだから・・・・・」 と話してくれました。 ここで紹介しておきます。

個人的には もう少し書いておかないか・・・・・ と思うこともあるのですが、今回はこのへんで。 これでも、お叱りもあるでしょうし・・・・・

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